今回は、O銀行を例に挙げて、
銀行の融資条件を見ていきましょう。
アパートの場合と区分ワンルームの場合に分けて
お話ししていきます。
今回は、アパートの場合
●金利
3年固定3%
→優遇2~2.3% 属性や資産により、さらなる優遇あり
(1%台も!?)
●借入期間
木造・軽鉄50-築年(MAX35年)
S造55-築年
借入額:売買価格の90~100% 既存借り入れも含めて、
年収の20倍程度まで融資可
●事務手数料
融資額の1.08%
例えば、1億円のRC築20年の物件で、
金利 2%
融資金額 価格の90%
とすると、55年-築年数20年=融資期間MAX35年
銀行の儲けを表すK%(ローン定数)は、 3.975% K%詳細はこちら
実質利回りを表すFCR>K%であれば FCR詳細はこちら
レバレッジはプラス(ポジティブ)
FCR<K%であれば、マイナス(ネガティブ)となり、
プラスであれば融資を受けて投資効率が良い、
マイナスだと投資効率が悪いとなります。
K%が低ければ低いほど、利回りとの差=イールドギャップ
が大きくなり、収益が高い投資となります。
安い金利で借りれるお金持ちが有利というのが
これを見るとわかると思います。
大地主になると金利0.5%代なんて話も聞きます。
なので、やはりこのK%が低くなる銀行で融資を受けることが
重要になります。
しかし、有利な条件で融資をしてくれる銀行は、
条件も厳しくなる為、自身の属性を高めるか、
担保を用意しないと中々融資を受けることができません。
銀行の探し方としては、
①自分が取引のある銀行にお願いする。
(通帳があるだけでは取引があるとはいいません。
預金をする、融資を受ける等の取引が必要です。)
②不動産会社の提携銀行を使う。
③最終的には飛び込みでお願いする。
などの順番で探します。
自分を最大限に評価してくれる銀行を探すことは、
不動産投資で成功する為の第一歩と言っても
いいかもしれません。
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