⑥銀行の融資例とK% 一棟アパートの場合

今回は、O銀行を例に挙げて、

銀行の融資条件を見ていきましょう。

アパートの場合と区分ワンルームの場合に分けて

お話ししていきます。

今回は、アパートの場合

●金利

3年固定3%  

→優遇2~2.3% 属性や資産により、さらなる優遇あり

(1%台も!?)

●借入期間

木造・軽鉄50-築年(MAX35年)            

S造55-築年

借入額:売買価格の90~100% 既存借り入れも含めて、    

年収の20倍程度まで融資可

●事務手数料

融資額の1.08%

例えば、1億円のRC築20年の物件で、

金利 2%

融資金額 価格の90%

とすると、55年-築年数20年=融資期間MAX35年

銀行の儲けを表すK%(ローン定数)は、 3.975% K%詳細はこちら

実質利回りを表すFCR>K%であれば FCR詳細はこちら

レバレッジはプラス(ポジティブ)

FCR<K%であれば、マイナス(ネガティブ)となり、

プラスであれば融資を受けて投資効率が良い、

マイナスだと投資効率が悪いとなります。

K%が低ければ低いほど、利回りとの差=イールドギャップ

が大きくなり、収益が高い投資となります。

安い金利で借りれるお金持ちが有利というのが

これを見るとわかると思います。

大地主になると金利0.5%代なんて話も聞きます。

なので、やはりこのK%が低くなる銀行で融資を受けることが

重要になります。

しかし、有利な条件で融資をしてくれる銀行は、

条件も厳しくなる為、自身の属性を高めるか、

担保を用意しないと中々融資を受けることができません。

銀行の探し方としては、

①自分が取引のある銀行にお願いする。

(通帳があるだけでは取引があるとはいいません。

預金をする、融資を受ける等の取引が必要です。)

②不動産会社の提携銀行を使う。

③最終的には飛び込みでお願いする。

などの順番で探します。

自分を最大限に評価してくれる銀行を探すことは、

不動産投資で成功する為の第一歩と言っても

いいかもしれません。

不動産投資、始める前に身につけたい話 cfnets北村

はじめに。 当ブログをご覧いただき誠に有り難うございます。 ㈱シーエフネッツ大阪支社 北村と申します。 会社用のサイトでは日々の業務を中心に記載していますが このサイトでは不動産投資の基礎知識を伝えたいと思います。 どうぞ、宜しくお願い致します。

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