⑪物件選びのポイントは4P

⑨不動産投資分析、まず3つの指標を覚えよう!

⑩レバレッジ判定とK%で、

3つの指標とレバレッジ判定を学んだところで、

いよいよ物件の選び方を勉強していきたいと思います。

インカムゲインを求めて、

不動産投資を行っていくわけですが、

その場合に重要なのが、

・期待通りの賃料が取れるか

・客付け出来るか

になります。

新築でも駅から遠く、

家賃を下げないと客付け出来ないようでは、

不動産投資としては問題です。

逆に築50年でも期待以上の家賃で客付け出来るなら

投資として考えると良い物件となる訳です。

そういった物件を判定する要素として、

不動産の4P

があります。

4Pとは、本来は、マーケティング戦略の立案・実行等で使われる

製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、コミュニケーション(Promotion)

の頭文字を取って4Pと呼ばれており、

それを不動産に置き換えて不動産の4Pとして使っています。

不動産の場合の4Pは、

物件(Product)新築、設備、バストイレ別、ガスコンロなど

賃料(Price)借りる側少しでも安く 貸す側は少しでも高く

立地(Place)都心部、利便性や駅からの距離など

広告(Promotion)物件情報や写真、広告、宣伝など

となります。

不動産投資を行う場合の4Pは、

その物件がきちんと客付け出来て

賃料がしっかりと取れるか

という視点で見ていかないといけません。

その場合の重要な順番としては、

立地(Place)賃料(Price)物件(Product)広告(Promotion)

となります。

やはり不動産投資の場合は、立地が重要で、

立地が良ければ客付けはしやすくなります。

弊社も客付けという点から

賃貸需要の多い東京23区、横浜市の駅10分以内の物件を

おすすめしている訳です。

次に賃料です。出せる金額は決まっているわけですから

妥協はしにくいですね。

物件は立地が良い、希望の賃料で収まっているとなると

バストイレ別で無くても良いなど設備関係は

我慢されることが多いです。

最後の広告は、図面や写真などをいかにきれいに取るか

というのは重要ではありますが、最終的には実際に見に行くので、

どちらかというと付加価値的な要素になります。

なので、不動産投資的な視点で見ると、

物件(Product) 12㎡のワンルーム、ユニットバス

だと自分が入居を考えると嫌だと思うかもしれませんが、

賃料(Price) 希望のFCRが取れて、

立地(Place) 東京都港区 東京メトロ赤坂町駅徒歩2分

広告(Promotion) 各賃貸媒体に登録されきちんと周知されている

となると収益は取れ、広告もしっかりと出来ており

不動産投資としてはありとなる訳です。

一番重要なのは、自分が住むと考えるのではなく、

やはり客付け出来るかどうかということになる訳です。

ただし、不動産投資としては、長期での投資となる訳ですから、

一時的に上記のような条件を満たして投資的にありとなっても

建物の管理状態が悪いと5年後には多額の修繕費用が掛かるなど

他にも注意しないといけない点がたくさんあります。

次は、実際に物件を見ていく上でのポイントをご紹介していきます。

不動産投資、始める前に身につけたい話 cfnets北村

はじめに。 当ブログをご覧いただき誠に有り難うございます。 ㈱シーエフネッツ大阪支社 北村と申します。 会社用のサイトでは日々の業務を中心に記載していますが このサイトでは不動産投資の基礎知識を伝えたいと思います。 どうぞ、宜しくお願い致します。

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