前回は、貸しやすい部屋の条件ということで、
4Pについてお話しいたしました。
やはり、どんなに利回りが良い物件でも、
客付け出来ない物件は選ぶべきではありません。
利回りだけで見るとこういった落とし穴に
すっぽりと落ちてしまいます。
4Pを確認したら、次はどこを見るべきか。
区分のワンルームの場合でお話ししていきます。
まず、今後不動産を運営していく上で、
お金が一番掛かる管理費と修繕積立金についてです。
まず、管理状態の悪い物件はNGですね。
◎大規模修繕を行っているか?
外観部分でいうと外壁工事を定期的に行っているか?
又、階段の手摺などのペンキが剥がれてないか?
屋根、屋上の防水工事をしているか?
◎エントランス、共用部分の状態は?
郵便ポスト周辺はどうか、チラシが散乱していないか?
ゴミ置き場の状況は?
そして、修繕積立金については、
◎修繕積立金が貯まっているかどうか?
積立額が適正か?
(大規模修繕をを前年行っていたら少ない場合もあるが、
大きな工事もしていないのに積立られてないとなると
今後修繕積立金の値上げも想定が必要)
こういった状況になると
支出が増え収支が狂ってしまうなど、
予定通りの収益が上がらなくなってしまいます。
大規模修繕や工事の履歴、修繕積立金額など
詳細内容については、
重要事項調査報告書
で確認が出来ますので、物件購入前には必ず確認が必要です。
基本的には、物件をご紹介する前に
我々営業が物件の状態を確認しに下見に行きます。
一緒に下見体験したいという方には、
ミニフィールドワークと体験型のセミナーもありますので、
是非ご利用ください。
0コメント