⑫物件選びその2 管理状況と修繕積立金額

前回は、貸しやすい部屋の条件ということで、

4Pについてお話しいたしました。

やはり、どんなに利回りが良い物件でも、

客付け出来ない物件は選ぶべきではありません。

利回りだけで見るとこういった落とし穴に

すっぽりと落ちてしまいます。

4Pを確認したら、次はどこを見るべきか。

区分のワンルームの場合でお話ししていきます。

まず、今後不動産を運営していく上で、

お金が一番掛かる管理費と修繕積立金についてです。

まず、管理状態の悪い物件はNGですね。

◎大規模修繕を行っているか?

外観部分でいうと外壁工事を定期的に行っているか?

又、階段の手摺などのペンキが剥がれてないか?

屋根、屋上の防水工事をしているか?

◎エントランス、共用部分の状態は?

郵便ポスト周辺はどうか、チラシが散乱していないか?

ゴミ置き場の状況は?

そして、修繕積立金については、

◎修繕積立金が貯まっているかどうか?

積立額が適正か?

(大規模修繕をを前年行っていたら少ない場合もあるが、

大きな工事もしていないのに積立られてないとなると

今後修繕積立金の値上げも想定が必要)

こういった状況になると

支出が増え収支が狂ってしまうなど、

予定通りの収益が上がらなくなってしまいます。

大規模修繕や工事の履歴、修繕積立金額など

詳細内容については、

重要事項調査報告書

で確認が出来ますので、物件購入前には必ず確認が必要です。

基本的には、物件をご紹介する前に

我々営業が物件の状態を確認しに下見に行きます。

一緒に下見体験したいという方には、

ミニフィールドワークと体験型のセミナーもありますので、

是非ご利用ください。

不動産投資、始める前に身につけたい話 cfnets北村

はじめに。 当ブログをご覧いただき誠に有り難うございます。 ㈱シーエフネッツ大阪支社 北村と申します。 会社用のサイトでは日々の業務を中心に記載していますが このサイトでは不動産投資の基礎知識を伝えたいと思います。 どうぞ、宜しくお願い致します。

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